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『MUHAMMAD ALI, THE GREATEST(モハメド・アリ/ザ・グレーテスト1964-74)』
2008年07月03日(木) 00:40
『MUHAMMAD ALI, THE GREATEST』

『ロッキー』 … いや〜マニー・パッキャオ、強いっすね〜。アジア人チャンピオン初の4階級制覇は見事でした。ってかさ、ボクシングと言えば先日、WOWOWで『ロッキーシリーズ一挙公開』という超ゴキゲンな企画があり、なななんと朝の9時から始まり夜の9時まで一気に『ロッキー』から『ロッキー・ザ・ファイナリ』をON AIRしてた訳です。

ブログでも事あるごとに言ってきましたが、俺が今の所最も数多く再見しているであろう作品は、『燃えよドラゴン』と『ロッキー』な訳で、もちのろんでロッキーシリーズも全てDVDで持っているのは当然…がしかし…

みちゃいました。約12時間。そして泣いちゃいました。6本全てに…(笑)

でもこうしてロッキートライアスロンを完走してみると、ホントにカール・ウェザースとミスター・Tの存在がメタメタ大きかったなと痛感しました。もちろんミッキーやポール、そしてエイドリアンの存在は大きい。しかし、彼にチャンスを与えたのも、彼をチャンプから引きずり降ろしたのも、彼に虎の目を取り戻させたのも、彼をリングに再び立たせるきっかけになったのも、全てアフロアメリカンなんですよね。そんな俺の頭の中はいまだにサヴァイヴァーの 『アイ・オブ・ザ・タイガー』 が延々リピートON AIRされている状態ですわ(笑)

さて、今回の作品は、ロッキーシリーズのカール・ウェザースが演じた世界チャンピオンの “アポロ・クリード” はきっとこの偉大なるチャンプを意識したであろうモデル、“モハメド・アリ” のドキュメント作品である『MUHAMMAD ALI, THE GREATEST(モハメド・アリ/ザ・グレーテスト1964-74)』です!



基本的にドキュメンタリー作品なんでストーリー説明ってのはどうかと思うが、彼が世界チャンピオンになった1964年から、“キンシャサの奇跡” としてボクシング界の伝説として今尚語り継がれる74年のフォアマン戦までをおってある。

アリに関するドキュメンタリーというか、彼の試合をリレー的に構成した作品は数多く存在する。ただ、個人的にはボクシングファンなら誰でも嫌っちゅう程ビデオやDVDで見ているであろう彼の試合を改めて映画として見る事にそれ程魅力を感じない中、こういった彼中心でああるがその他に彼を取り巻く世間やその時代状況、又彼の影響がどのように人々の中に溶け込んでいったかといった部分にもしっかりスポットをあててある作品として、とても興味深い作品である事は間違いない。

     

全編モノクロ映像で、ドキュであるにも関わらずそこかモダンでオシャレな雰囲気すら感じる映像は、元々ファッションフォトグラファーであったウィリアム・クライン監督ならでわの物!俺は以前福岡に遊びに行った際、別に意味も無く小さな映画館で見た作品がとても印象深いものであった事を覚えてる。それが彼の監督作品であった 『ポリー・マグー お前は誰だ』 。彼がその被写体としてアリを選んだ理由もなんとなくわかる気がする1本。

アリのファンなら当然だけど、“試合” ではなく “作品” として見れるこの作品は、見るのが当然でしょ!
『Spark(スパーク 見えない境界線)』
2008年06月29日(日) 00:34
『Spark(スパーク 見えない境界線)』

『Hottest MCs In The Game』 … 少し触れるのが遅れちゃいましたが、HIPHOPファン注目のMTVの特番 『Hottest MCs In The Game』 の発表がありましたよね。んで結果が以下のとおりなんですが…

1.KANYE WEST(カニエ・ウエスト)
2.JAY-Z(ジェイ・Z)
3.LIL WAYNE(リル・ウェイン)
4.RICK ROSS(リック・ロス)
5.SNOOP DOGG(スヌープ・ドッグ)
6.50 CENT(50セント)
7.LUPE FIASCO(ルーペ・フィアスコ)
8.THE GAME(ザ・ゲーム)
9.ANDRE 3000(アンドレ3000)
10.T.I.

ええええええ〜!?!?!

ま、好き好きと言えばそれまでだけど、俺はとっても “時代” と共にHIPHOPも “変化” してきたんだな〜とつくづく感じます。いや、“変化” というよりも “変っちまったな〜” 的な(笑)。なんだかさ、もっとゴリゴリのDOPE加減や、真っ黒なファンクネスってのを感じさせてくれるアーティストが多かったってのに、やけに最近はチキチキしてる中でラグジュアリーを強調する様な感じのPVばっかで飽きちゃうんですよね。ま、カニエにしてもさ、なんだかんだでプレミアがオケ作ってRAKIMやNAS、KRS ONE呼んでやった “Classic” が最強だったりするじゃん…やっぱ80年代〜90年代初頭にかけてのシーンはホントに熱かったよ!

ってな感じでオヤジノスタルジックに浸りながら行って見たいと思いますが、今回はテレンス・ハワードが些細なアクシデントでとんだ事件に巻き込まれちゃう 『Spark(スパーク 見えない境界線)』 をご紹介!

     

オンボロBMWでシカゴからLAを目指していたバイロン(テレンス・ハワード)とニーナ(ニコール・アリ・パーカー)。しかし、途中、辺り一面何も無い所でで車が故障してしまう。そこへたまたま通りかかった白人の青年に牽引してもらい、近くの町の修理工場まで連れて行ってもらう。しかし、そこのトイレの壁面には、アフロアメリカンを差別する酔うなラクガキがビッシリと書いてあった…周囲の視線にイラつくバイロンは、シャレにならない修理代を請求され遂にキレる。なんとか街を出て、また車を走らせる2人だったが、結局車は途中で動かなくなり車の中で夜を過ごす2人だったが、翌朝昨日の青年ムーニーが再び現れる…

『よそ者を嫌う…』という風習は世界中何処にでもあるかもしれない。それが、アメリカ国内であれば、更に“人種”や“歴史”という部分も間隔・思想に対して大きく影響してくるだろう。見る前に大よそのストーリー説明を読んだ限り、こういった排他的な作品なのかなとも思っていたが、寝底にはテーマとして存在しているものの、格となるのは “復習” であった。しかもそこに人種問題は大きく絡む訳でもなく、親子間の憎悪に、たまたま居合わせたアフロアメリカンがとんだとばっちりを受けた…そういった内容の作品である。

    

正直に言ってしまえば随分とヘビーな感じの作品と思ってそれなりの期待感を持っていたのだけども、チープなロードサスペンスといった印象は否めなかった。ただ、これまた俺らにしてみれば、登場人物が話す何気ない会話や、訪れた場所場所での人々の反応や対応など、ストーリーうんぬんよりも逆にそんな小さな部分にちょっとした意識が集中してしまうんですよね。

それからこの作品でテレンス・ハワードの相手役を勤めているのがニコール・アリ・パーカー。マーティン・ローレンスの 『ブルーストリーク』 やデンゼルの 『タイタンズを忘れない』 といった作品に出演している彼女ですが、既に結婚していてお相手はボリス・コッジョーなんですよ。彼らはTVシリーズとして放映された『ソウルフード』で競演した縁で仲良くなり、待望の赤ちゃんも出産、女の子だそうです。

ちなみに、俺はココでも何度も言っていますが、ブラックムービーに興味があったりしてもなかなかココで紹介されている作品を見ることが出来ない!って方、多いと思います。確かにレンタルビデオショップには並んでいない作品も数多く紹介していますが、是非、WOWOWとスカパーのスターチャンネルを契約する事をお勧めします。もちろんこの作品もWOWOWで放映されましたが、HBO製作の人物伝や、日本版DVD化されていない作品を字幕アリで見る事が出来るのはこの2つを抑えててこそナンボ!だと思いますよ。

でもね、ホントにジャンキーなレベルまで行けば、それでも我慢出来ずにむこうのDVDを買っちゃったりするんですけどね(笑)


『The Perfect Holiday』
2008年06月24日(火) 00:01
『The Perfect Holiday』

クイーン・ラティファ … 彼女が出演した作品 『The Perfect Holiday』 を製作したプロダクションである“Perfect Christmas Productions”を訴えたらしいっすね。なんでもギャラが相当額支払われていないとの事。でもさ、この作品、決して彼女が主役でもないんだけどその未払額がなななんと27万5千ドルだっつ〜からビックリ!日本円にして約3000万円でっせ!

いや〜ハリウッドってスゴイね!そりゃ〜HIPHOPで成功した連中が役者に興味を持つのも頷けるよホント(笑)

っつ〜事で今回はその問題作(笑)でもある『The Perfect Holiday』をご紹介しようと思いますが、とんだトラブルになっちまった割にはなんともハートウォーミングないい作品ですよ!

    

3人のチビッコと暮らすシングルマザーのナンシー(ガブリエル・ユニオン)。クリスマスシーズンで盛り上がるある日、彼女は子供達をサンタクロース(に扮した)に会わせる為に、女友達と一緒にショッピング・モールへ繰り出す。そこでは未来のR&Bスターを目指すベンジャミン (モリス・チェスナッツ)がバイトでサンタにふん装し、子供達の願いを聞いていた。彼自身、決して恵まれた状況でなく、日々をやっとの思い出暮らす程のボンビーメンだったが、メタメタ心優しきナイスガイだった。彼はナンシーの娘であるエミリーに、自分のお願いよりも母親であるナンシーに素敵な男性が現れて欲しい(っていうか“男性からのホメ言葉が欲しい”)というお願いをするが…。

いや〜、率直な感想を言わせて貰えば…クリスマスイヴに大好きな彼女をこの映画に誘ったら、そりゃ〜もう最高の夜になるであろう作品である…。残念ながら俺はクソ寒い自分の部屋で1人寂しく見た訳だが(笑)。なんつ〜か、“大人でも、こんな素敵なめぐり合いや、こんな素敵なドキドキ感を味わう恋愛が出来るっていいよな〜” 的なさ。簡単に言えば、凄くベタで、ありえないのかもしれないけど、そこはある意味 “クリスマスマジック”!なんとも自然に受け入れる所か、とってもほほえましくも羨ましい感じに思えちゃうから凄いよね。

     

こんな事言うと彼女に申し訳ないかもしれないけど、ガブリエル・ユニオンって “物凄く綺麗でゴージャス” ってな感じはしない女優…だからこそシングルマザーという設定の役柄を嫌味なく、ごく自然に、とってもチャーミングに演じる事が出来たんじゃないかなと思う。そう、彼女には“子供が3人”いる設定…当然のごとく、恋愛も“彼ら”を無視して進めることは出来ない…ベンジャミンの苦悩や努力も男性側から見ればとても共感出来るものだったし。それが自由気ままな若い時代の恋愛と違い、 “シングルマザー” と恋愛をする!って事なんだと思う。

基本的にはガブリエル・ユニオンとモーリス・チェスナットが主役であるのだが、要所要所にストーリーテラー的な形でクイーン・ラティファがカメラ目線バリバリで登場しています。と、必ず彼女の傍にはひねくれモノのテレンス・ハワードがいる訳だ!豪華なチョイ役カップルでしょ?(笑)。もちろん単なる “案内役” では終わらず、きっちりとオイシイとこ持ってってるよ。

ラップスターのJ-Jizzyにはエディ・マーフィーの兄弟であるキリアン・マーフィ。そういえば彼、以前 『CB4』 でも同じような嫌〜なRAPスターを演じてましたよね。それに彼のマネージャーにはコメディアンのキャット・ウイリアムス。

個人的には “ワルでおバカ” 的な役が多いフェイゾン・ラヴがこの作品でもナイスなポジションで魅力爆発だった事が嬉しかったね。飛んでたし、踊ってたよ、今回も(笑)


『AMERICAN HISTORY X』
2008年06月21日(土) 22:20
『AMERICAN HISTORY X』

D'Angelo … その彼が8年ぶりにニューアルバムをリリースするらしい。しかも今現在製作中で、ラファエル・サディークといった期待感高まる競演人の名前もあったり!俺自身、『Brown Sugar』を初めて聴いた時、その独特なファルセットヴォイスにすっかりヤラれた1人。彼がニュークラシックソウルの旗手と呼ばれるのも当然の結果だっただろう。ただ、あまりにも間隔が長くって長くって(笑)。最近じゃコモン等の客演でしか彼の存在を確認出来ない状況が続き、なんとも寂しかった訳だが、レーベルも移籍していよいよ本格始動っちゅう事でメタメタ楽しみな訳です。

前作『Voodoo』が全世界で169万枚を売り上げただけに、どんなアルバムが出来上がるか…来年のリリースを皆で楽しみにしとりましょうよ!

という事で、今回は予告どおり、前回の 『ショーシャンク』 よっかずっと感動…というか心が震える作品を!っちゅ〜事でご紹介するのが『AMERICAN HISTORY X』です。

   

消防士の父をアフロアメリカンのドラッグディーラーに殺害されたデレク(エドワード・ノートン)は、白人至上主義集団の指導者であるキャメロン(ステイシー・キーチ)の元、ネオナチを崇拝し、地元の組織のリーダーとなる。ある晩、彼は自宅に強盗に入ったアフロアメリカンを殺害し逮捕…収監されてしまう。誰も助けてくれないムショの中で、唯一彼に“生きるヒント”を与えたのが、それまで憎みに憎んできたアフロアメリカンのラモント(ガイ・トリー)だった。彼との交流の中でこれまでの狂人的思想を改め、晴れて出所を迎えたデレクだったが、彼を待っていたのは、全く彼と同じ道を歩もうとしていた弟ダニー(エドワード・ファーロング)の変わり果てた姿だった…

間違っても純粋な“ブラックムービー”と呼べる作品ではない。ただ、この作品には大きく人種的背景・思想やアフロアメリカンの立ち居地というものが大きくクローズアップされている。結論から言おう、あくまで俺的にだが、ベスト10に入る傑作だと思っている。

  

刑務所で改心し、身内の更正に命をかける…なんて作品は、この作品の他にもオリバー・ストーンの隠れた良作 『サウス・セントラル/非情の街』 を始めとして結構似たようなものは多い。ただ、あくまでこの作品の主役は “ナチ思想の非アフロアメリカン” であるという部分がポイントになっていると思う。更に言うならば、その狂信的思想を “ちゃうで!そんなんじゃあかん!” と改善に導く存在がアフロアメリカンだという設定が、訴えかけてくる部分に

それから、思想や信仰ってのは “引き継がれる” っていうか、話したり喰ったり悲しんだり笑ったり、そういった人間の欲や喜怒哀楽って部分を活きていく上で、生活していく上で親から学ぶと同時に、“狂”や “真” も悲しいかな引き継がれるんだよ、それが“正義”として。ある意味 “洗脳” という言葉を使ったほうがいいという位、非人道的な思想や決して自らを幸せに近づけない結果になろうとも、それを、それだけを見たり聞いたりしてきた人間にとっては“正義”以外での何者でもない…それ位親子の絆や影響力ってのは強いのかもしれない。

だからなくならないんだと思う。人種差別ってヤツは。

例えばいまだに活動をしているし存続しているKKKだって、発足当時からの現役会員だけでなく、若いメンバーだっている。直接公民権運動が盛んだった頃には生まれてもいない人間だっているだろう。何故か…引き継がれ、受け継がれているからに他ならない。それどころか頭巾も被らず以前よりも堂々と、そして大々的に人種差別のデモをやらかしたりしているのである。

この作品は、そういった視線で見るとまた違った深さを感じるし、兄弟愛なんつ〜言葉は出来るだけ使いたくない重みのある作品であると言える。何故なら、映画を見た後、その作品に関してあれこれ話が盛り上がるってのは当然…俺的に “良作” と思えるのは、そこから違った知的好奇心が刺激され、考えたり、調べたりする行動に駆られるような作品こそ “得したぜ!” と思えるんですよね。この作品はまさにそんな1本だと思っています。

最後に一言、エドワード・ノートンは『ファイトクラブ』同様、狂気を表現されたらホンットに上手い役者だぜ!



『THE SHAWSHANK REDEMPTION(ショーシャンクの空に)』
2008年06月17日(火) 22:05
『THE SHAWSHANK REDEMPTION(ショーシャンクの空に)』

コービー・ブライアント … いやいやいや、NBAも盛り上がってますね。しかしま〜レイプ事件なんつ〜物騒なスキャンダルもあったりしましたが、なんだかんだでレイカーズを引っ張ってるのはやっぱこの人でしょう。ただね、個人的にはNBA界きってのシューターに成長したレイ・アレンの方に目が行っちゃいます。スパイク・リーの 『ラストゲーム』 主役に抜擢された頃の彼もここまできたか…なんつ感覚でいつも活躍を楽しみに見ておりますですはい。

っつ〜事で、ここんとこガッツリとブラックスプロイテーションムービーをまとめて紹介してきましたが、今回はいよいよこの作品に触れてみようっつと思い安めぐみ!全国の自称映画通&映画研究会部長大絶賛の1本、『THE SHAWSHANK REDEMPTION(ショーシャンクの空に)』です。

    

愛人をつくり、離婚を申し出てきた妻…結局夫である銀行員のアンディは真実は解らずともその妻と愛人の男性を銃で射殺した罪でショーシャンク刑務所へ収監されてしまう。シャバでは当たり前だった事が全く許されない刑務所と言う空間…不安と絶望、暴力と生傷が耐えない日々が続き、アンディもギリギリの状態になっていた。しかし彼は自分の損得抜きの不思議な思想・行動で受刑者達との絆を深めていく。

まずこの作品がスティーブン・キング原作って事が一番の驚きですよね。例えるなら、『ストレイト・ストーリー』がサム・ライミ監督って事と同じくらい驚く(笑)。

だって一部のコアなファンを除いてはスティーブン・キング作品と言えば劇場公開される様な規模でもなく、ひっそりと『S・キングの』的なタイトルでホラーコーナーに並んでるB級作品のイメージが高いだろうが、この作品の監督であるフランク・ダラボンは元々スティーブン・キング関連の作品でデビュー。その後も『エルム街の悪夢3/惨劇の館』『ザ・フライ2/二世誕生』といったSFホラーの脚本を担当してたんですよね〜。そんな“あっち系”の印象が強い監督でしたが、やっぱり心底スティーブン・キングのファンなのか、元々彼の短編作品であった『刑務所のリタ・ヘイワース』を元に、自ら書き上げ、自ら撮り、結果アカデミーやゴールデングローブの各賞にものきなみエントリーされた(最優秀は取れなかったけどね)訳だからズゴイですよね。

がしかし…わからん…何故この作品が何かに付けて “素晴らしい感動作!” の代名詞的に名前があがるのかが…

      

ここからはあくまで “個人的嗜好” の話になるが、同じジェイルムービーでももっと感動するものもあれば、全く違うタッチで大笑いしたり、ハラハラしたりといった作品は山ほど存在する。でもいまだにレンタルショップの “感動作品コーナー” には手書きのコメントポップなんかと一緒にこの作品が並んでいるのである。先にも述べた様に映画愛好家を気取るヤツは口をそろえて最高傑作と褒める…えええええええ〜?????そこまでの作品?そんなに号泣?それほど感動?

囚人1人1人の個性や描写、又刑務所の中という下界と完全隔離された空間、悲壮感だけが漂うだけでなく、清々しさや爽快感も感じさせてくれる展開…なによりモーガン・フリーマンの語り部で進行していくストーリーと、作品としては十分 “名作” としてのレベルをクリアしているのは事実だろうが、だからといって誰もが賛辞を与える “傑作” とまではいかないと思う。んな事思うのは俺だけじゃないと思うが、もっと痛烈な言い方をすれば、“普通のいい映画” 的な感覚しか残らないんです。

だってさ、実際この作品をえらく絶賛する人って、結局どこがどういう風に…って具体的な答えって聴こえてこないんだわさ。なんだかさ、それこそ“これって言っとけば安全パイ”的な雰囲気プンプンでさ。映画ってそんな見栄じゃねえもんね。それよっか「いや〜、ビッグマグナム黒岩先生ってオモロだよな〜」とか「ファンキーモンキーティーチャーってムチャクチャだよな〜」的な事を熱く語る様なヤツの方がずっとナチュラルに映画を楽しんでるんだな〜と思うんだよ。

ブラックムービーで言っても、ロクに見もしてないくせに「やっぱポワチエだよね」とか言う輩…おいおいおいおい、いじめちゃうよ〜って思うもん(笑)

という事で次回は俺が “ジェイル物” 、しかも “非アフロアメリカンが主役” の作品といって真っ先に「名作!」として頭に浮かぶヤツを紹介しちゃいますね!


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